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秋の夜長のM5StickC Plus [モバイル]

仕事でRS-485を使った通信をよく扱うんだけど「どの機器の通信回路が壊れたかわからん!」という難癖が出たりする(言ってくる人は診断計器持ってない+使いこなせん)ので、対応策として簡易的に通信診断できる対向機的なものを検討してみた。

白羽の矢を立てたのはM5StickC Plus。
・超小型+バッテリ内蔵でモバイル性抜群 → 貸出機等として取り回し最高
・ギリ実用に耐えれそうな画面サイズ → 老眼にはちと辛いけど
・RS-485対応のHATがある。しかも500円以下 → レベル変換だけだけど安!
・とにかく安い(本体+HATを合せても4,000円以下) → そうかー、5000円もせんのかー
・給電に100均(セリア)の乾電池2本タイプのモバイルチャージャが使える → 素敵!
・背面に磁石内蔵 → ちょっと磁力不足だけど地味に便利
M5Stackとも迷ったけどRS-485が綺麗に収まらんから。BASEかGrooveであるけど、イマイチかわいくない。

ただ社内提案するには裏付けが微妙だったのでシルバーウィークの夜を使って遊んでみた。
M5StickC_Plus.jpg
当初はRS-485の配線をワニ口で繋ぎ、
「受信した電文をそれなりに表示する」
だけの目的だったのに、気付いたら
「受信するだけでなく送信側の電文を送ることもできるで!」
となり、さらに気付いたら
「簡易的だけどラインモニタできたで!」
という状況に。
一週間、夜な夜な遊んでいたら、サンプルソースレベルを逸脱し、表示をASCII/HEX切替えできたり、スクロールもできるようになってた。
惜しむべきところはフレーミングエラー/パリティエラー等をarduino IDEのSerialで拾えないところ。
これが無いとノイズの傾向分析とかには使えん。
かといってハードの仕様書見るほどまで深堀りする気も無いし。

このデバイス(M5 StickC Plus)は実に面白い。
「できること」と「できる為に必要な作業量」のバランスがちょうど良い。
ラズパイだとLinux+高性能CPUということもあってキリがなくなって収集つかんくなるもんな。
で、激安。本体が3000円ぐらいで周辺機器も500円~数千円、稀に1万円くらい。
昔のマイコン(DOSのパソコンとかも)ってこんな感じだったんだろうな。
周辺機器を含めたハードウェアのまとまりの良さも素晴らしい。
小粒なツールを作るならM5 Stack/StickCは最適だよね。

立場上、現場に行く機会が減ってはいるけど「現場で使ってたらウケる」とは思う。
オシロはDSO Quad、ラインモニタはM5 StickC Plus
...萌えるわ。
どっちも超小型でバッテリ駆動。素晴らしい。

会社で現場行く人にばら撒きたいけど、予算出るかな?

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