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SDLはじめました [Linux]

最近blogにエントリすることがほぼなくなってたけど、仕事では細々と10年近く使ってますよ、Linux。
この10年は組込みっぽい画面のないC言語のプログラムだったりWebアプリだったりで、
Linux上でUIを表示したり画面を描画することなんて無かったんだけど、
近々の仕事でARM上のLinuxで画面を作らないといけなくなりました。

10月にはソフトを完成させろとのお達しらしいが、まだ評価ボードすら無い状態なので正直「どうしたもんやら」。
とりあえずLinuxで画面を表示するプログラムを組んだことがないのでライブラリから検討することにしてみた。

候補は5つ。
1.Flash Playerを移植してAction Scriptで組む
2.Qt Embeddedを使ってC++で組む
3.X11をのっけてXLibだったりGTKを使ってCで組む
4.SDLを使ってCで組む
5.WebブラウザのっけてHTML/JavaScriptで組む

1は予算+ポーティング期間で完全にNG。ポーティングの見積り取って上申するも「高い」らしい。別に高いと思う金額ではなく「妥当」なレベルと思うのになぁ...。
2はQt Embeddedをダウンロードしてx86マシンでコンパイルして評価しようと思ったけどコンパイルできずに玉砕。x86でコンパイルできないのにARMで動かせる自信なんてねーよ。後、もし動いてもC++なので個人的に嬉しくないので却下することに。
3は...今更XLibとかいじらねーよ。そもそもX11が動くかわからんのにGTKなんて夢のまた夢だよ。
5は3と同じ理由で却下。リソースもFirefoxとかのフルブラウザ動かすのはキツイしな。

という訳で4のSDLの登場です。
SDL(Simple DirectMedia Layer)はクロスプラットフォームをサポートするゲーム向けのライブラリです。結構昔からLinuxのゲームでは使われてます。
ゲーム用のライブラリなのでグラフィック周りとかの機能が充実しているのと、フレームバッファで動作するのがポイントです。
個人的にはC言語から使えるのが嬉しいです。

で、評価ボードくるまでの先行作業ということで画像のスライドショー作ってみたり、日本語フォント試してみたり、画像の回転/拡大/縮小で遊んでみた。
C言語のライブラリの割にはFlash的なスクリーン全体で拡大/縮小/回転/透過なんかが簡単にできるのが素晴らしい。
画像のクロスシェーディングとかも普通にできるもんな。
今回の件では「画像のスライドショー」「計測した値の画面表示」が要件なのでSDLで十分対応できそう。
ポーティングも今回がx86でソースからインストールして特に問題無かったからなんとかなりそうかぁ...。
評価ボードがくるまではまったりと遊んでみよっと。
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